渓流テンカラの部屋
山奥の自然の中で渓魚たちと遊ぶ・・・
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トップ > アントゴールドと黒渓流で岩魚に挑戦
さて今日は2週間ぶりの渓流釣り。今回は相棒が不在のため、ロンリー
チャップリンです・・・釣行です。その分投げる数は倍になりますが、
さて結果はどうなることやら。
今回の行き先は、一人で安全に行けるところを選択すべき・・とずい分
考えたのですが、いつも行く渓で楽に安全に、油断していても大丈夫と
いうような渓は、1箇所もありません。
すべて「滑落注意」、「ブユ・アブ注意」、「熊注意」の場所ばかり。
いつもの駐車場に6時30分に到着。愛車からミニ愛車を降ろして服装
と荷物を整え、いざ出発。
今回は、いつもの毛鉤に少し装飾を施し、そして毛鉤のマーカーの色を
蛍光の黄緑に変更したものを、2個準備してきました。
定番のアント・パラシュートの胴体に、燻し金の帯を巻いて、マーカー
色を蛍光赤から蛍光黄緑に変更したもの。そしてラインの最終部分を
黒渓流1号×25cmとし、毛鉤のハリスは黒渓流の0.6号×20cm。
ここ最近のイメージとして、くすんだ金色には反応が良いような気がし
ていることと、マーカー色の蛍光赤は、一度釣り上げられた魚の場合、
学習させられているせいか、毛鉤の近くまで来て咥えないで引き返すこ
とが何度かあったためです。
そしてハリスは透明フロロカーボンよりも、サンラインの黒渓流が魚の
警戒率が低いためか、フッキング率が高い気がしています。
感じていることを形にして、今回テストしてみようというものでした。
行き先は、2週間前、渓を釣行し始めたとき、すぐに先行者を発見して
引返した渓で、リベンジです!
「レッツ・ゴー!」
ミニ愛車の調子も良く、軽快に林道を走って行きます。
前回は出し抜かれたので、今回は絶対にスムーズに移動して、入り口を
押さえないといけません。先々週の二の舞いになってしまうので。
入渓ポイントの200m手前で自転車の人を追い越し、がっちり入渓点
をキープ。これでゆっくりと楽しみながら釣りができます。
今日は釣り始めの1投目からフッキングです!
「バシャッ!」
「グンッ!!」
と合わせをくれたら、チビ岩魚が空中を舞って飛んできました。
・
・
ということで、今回も軽く「つ抜け」だったので、途中で写真撮影を
ストップです。(小物が多いときはストップ)
なぜかというと、前回のエサ釣り師が大物を釣り上げていってしまった
ようだったからです。工程の2/3ほどの区間は、2匹ほど25cm
前後を釣りましたが、他はほとんど13~20cm程度のチビ岩魚。
2/3くらいを越えてから、ようやく形の良い岩魚が釣れ始めたのでし
た。
ところで、ここ最近、熊に襲われて4人が死亡しています。
少し怖かったので、めずらしく今回は、道中4箇所ほどで爆竹を鳴らし
ました。(往復で8回)やはり一人の釣行はコワイです!!
釣れたポイントと岩魚は次の写真の通りです。
今日は、素晴らしい山わさびをたくさん見つけたので、わさび漬け用に
少しだけいただいてきました。
今回始めて気がついたのですが、わさびの花が咲いて終わった部分には、
枝豆の小さいようなものがたくさん付いていました。
1個だけ割って中のものを出して見ると、なんとそれは小さな緑色をし
たわさびの種だったのです。始めてわさびの種を見て、小さな感動を
感じた1日でした。
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